GOLD × MINERS 金と鉱山株
金が上がるとき、
いちばん得をする鉱山株はどれか。
鉱山会社の利益は「金価格−コスト」の利ざやなので、金が上がると利益は金価格の何倍もの速さで伸びうる。ただ、そのうちどれだけが株主に届くかは、コスト・ヘッジ・副産物・借入・国の事情で決まる。このサイトは主要な金鉱山とロイヤルティ会社の直近の決算を読み、同じ物差しで並べて毎日点検する。
今は鉱山株が効く局面か
金ではなく鉱山株を持つ意味があるのは、これらがそろうとき。点灯はその条件が今そろっていること。
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鉱山株が金より大きく動いている点灯1.80倍
GDX の直近52週の週次ベータ(金が1%動いたときの GDX の動き)が1.5以上。
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鉱山株が金に勝っている点灯200日平均から+7.8%
GDX÷金価格が、その200営業日平均を上回っている。
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利ざやが広がっている点灯前年比+54%
調べた生産会社の、直近の四半期の利ざや(金の平均価格−AISC、生産量で加重)が1年前の同じ四半期より大きい。
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コストが金価格ほど上がっていない点灯AISC +19%/金 +38%
同じ会社の AISC の前年比が、同じ期間の金の平均価格の前年比より小さい。
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金に比べてまだ出遅れている消灯分布の64%点
GDX÷金価格が、2006年以降の分布の中央より下にある。
週単位で見れば、鉱山株はたしかに金の動きを増幅する(GDX の52週ベータは今1.80倍で、過去20年のほとんどで1倍を上回った)。しかし1年単位では話が違う。金が5%以上上がった13年のうち、GDX が金を上回ったのは5年だけで、GDX÷金価格は2006年の起点より今も62%低い。コスト高・増資による希薄化・鉱業税の引き上げが、長い目で見るとレバレッジの多くを食ってきた。鉱山株が報われるのは、利ざやがコストより速く広がるとき。上の条件はそれを確かめている。
金が10%(+421ドル)上がったら、どの株がいちばん上がるはずか
| 順位 | 会社 | 種類 | 金+10%で株価は理論上 | 実際の動き(ベータ) | 質 | 弱点 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | B2ゴールドBTG・中堅 | 中堅 | +22% | +21% | 56 | 国のリスク |
| 2 | アイアムゴールドIAG・中堅 | 中堅 | +21% | +22% | 74 | 国のリスク |
| 3 | エクイノックス・ゴールドEQX・中堅 | 中堅 | +20% | +20% | 83 | 国のリスク |
| 4 | エルドラド・ゴールドEGO・中堅 | 中堅 | +19% | +17% | 45 | 借入が重い |
| 5 | ハーモニー・ゴールドHMY・中堅 | 中堅 | +19% | +23% | 56 | なし |
| 6 | アングロゴールド・アシャンティAU・大手 | 大手 | +18% | +22% | 68 | なし |
| 7 | エンデバー・マイニングEDV LN・中堅 | 中堅 | +17% | +17% | 65 | 国のリスク |
| 8 | ゴールド・フィールズGFI・大手 | 大手 | +17% | +21% | 87 | なし |
| 9 | キンロス・ゴールドKGC・大手 | 大手 | +16% | +19% | 67 | なし |
| 10 | ニューモントNEM・大手 | 大手 | +15% | +16% | 82 | なし |
「理論上」は決算からの計算:金が10%上がると1オンスあたりの利ざやが何%増えるか(ヘッジ・副産物・価格連動のロイヤルティを調整)に、純負債の分の上乗せ(企業価値÷時価総額)を掛けたもの。市場が今と同じ倍率で評価し続ける前提。「実際の動き」は直近2年の株価の対金ベータ×10%。質は埋蔵量・財務・国・見通しの達成・コストの5項目の0〜100点。
レバレッジと質
ETFで買うと
GDX は59社を持つが、上位5社で41%、上位10社で59%を占める。金の生産会社は76%で、ロイヤルティ会社が14%、銀や銅が主の会社が9%入っている。このサイトで順位を付けた会社で、GDX の70%をカバーしている。
2026年9月28日 15:53 更新・株価は2026年9月28日まで