バブルではない2025年10月8日
ゴールドマン・サックス(Peter Oppenheimer ほか)
「ハイテク株はまだバブルではない」
上げは期待ではなく利益の伸びによる。世界のハイテク株の1株利益は金融危機前の山から約5倍になったが、ほかの業種は合わせて1.25倍。利益の伸びに対する株価の割高さは他の業種と同じで、1990年代末よりずっと低い。ただし一部の銘柄への集中と、未上場企業の高い評価には注意、とした。
データこのサイトのデータでは:最大の半導体株の時価総額は米国のGDPの17.0%(2000年の天井の Cisco は5.5%)。崩れのサインは5つのうち0つ点灯。
その後2026年9月28日まで:ナスダック +16%、NVIDIA +21%。
出典:ゴールドマン「まだバブルではない」(Axios、2025年10月)
警戒2025年11月10日
Michael Burry(映画『マネー・ショート』のモデル)
「大手はサーバーの耐用年数を延ばし、利益を大きく見せている」
NVIDIA の半導体は2〜3年で世代が替わるのに、大手は5〜6年で償却している。そのぶん2026〜28年に費用が合計1,760億ドル少なく計上され、2028年には Oracle の利益が約27%、Meta が約21%大きく見える、と試算した。
その後2026年9月28日まで:ナスダック +14%、NVIDIA +15%。
出典:Burry、Oracle と Meta の利益が大きく見えると指摘(Benzinga、2025年11月)
どちらとも2025年12月9日
Howard Marks(Oaktree Capital)
「バブルかどうかは誰にも分からない。賭けすぎず、選んで持つ」
AI関連株は S&P500 の値上がりの75%、利益の80%、設備投資の90%を占める。値段が上がって下がるだけのバブルと、世の中を前に進める「変曲点のバブル」を分け、AIは後者の面もあるとした。一方で、製品のない会社の巨額の評価や、互いに出資し合う取引を危ない兆候に挙げた。
データこのサイトのデータでは:大手5社の設備投資は営業キャッシュフローの83%(直近4四半期)。サイン「稼ぎを超える投資」は消灯。
その後2026年9月28日まで:ナスダック +14%、NVIDIA +24%。
出典:Is It a Bubble?(Oaktree、2025年12月)
どちらとも2026年9月17日
ゴールドマン・サックス(Peter Oppenheimer)
「株価のバブルは見えないが、利益のバブルかもしれない」
2026年8月に示した見方を、9月の報告で数字で補った。格付けの高いハイテク企業の設備投資は4〜6月期に前年比65%増え、米国の転換社債の発行は年初から1,350億ドル、その44%がAI関連。AIへの投資と国の借金が同じ資金を取り合い、資金の値段が上がる中で利益の伸びが鈍れば株価は下がりうる、とした。
データこのサイトのデータでは:大手5社の設備投資は営業キャッシュフローの83%(直近4四半期)。サイン「稼ぎを超える投資」は消灯。
その後2026年9月28日まで:ナスダック +2%、NVIDIA +4%。
出典:ゴールドマン「利益のバブル」に数字(Fortune、2026年9月)