米国株 / INGR
Ingredion IncINGR・NYSE
原料価格の転嫁で売上が動く構造とみなされ、成長物語なきコモディティ企業として評価されている。
安く見られている理由(仮説)
原料コストの下落・上昇がそのまま販売価格に転嫁され売上が上下する構造で、市場は成長ではなく原料相場に連動する会社として見ている。
net sales decreased 3 percent to $7.2 billion from 2024, which was primarily due to unfavorable price mix, including the pass through of lower corn costs, and lower volumes.経営者による分析
カナダ・英国・ブラジルなど海外拠点の閉鎖と減損を繰り返しており、成熟産業の構造再編が続いているという見方が定着している。
impairment charges for the cessation of operations at our manufacturing facilities in Vanscoy, Canada; Goole, United Kingdom; and Alcantara, Brazil経営者による分析
60を超える業界に澱粉・甘味料を売る幅広い顧客基盤だが、差別化の薄いコモディティ原料メーカーとして扱われている。
We develop, produce and sell a variety of food and beverage ingredients, primarily starches and sweeteners, for a broad range of customers in over 60 industries worldwide.事業の内容
割安が解消されるきっかけ
2026年5月に「事業撤退・減損」の臨時開示(Item2.05/2.06)があり、構造再編の完了が見えれば市場の見方が変わりうる。
2026-05-05 Item 2.05,2.06臨時の開示
5月21日の株主総会(Item5.07)の議決結果が、資本政策の転換点になりうる。
2026-05-21 Item 5.07臨時の開示
調整後ROICは目標の10%を大きく上回る15.5%まで改善しており、この実力が広く認識されれば評価が変わりうる。
Our long-term objective is to maintain an Adjusted ROIC in excess of 10.0 percent. For 2025, we achieved an Adjusted ROIC of 15.5 percent事業等のリスク
それでも損をする筋書き(バリュートラップ)
総資産回転率の改善が唯一の未達項目であり、利益は良く見えても資産効率の伸びが止まっている可能性がある。
数字:満たさない点検:総資産回転率が前期より改善
工場閉鎖に伴う減損・再編費用が毎年のように発生しており、調整後利益が示すほど実態の利益体質は強くない可能性がある。
In 2025, we recorded $13 million of pre-tax restructuring charges primarily related to accelerated depreciation and decommissioning costs for previously announced plant closures and restructuring activities that occurred during the year.事業等のリスク
2026年9月29日に、このページの数字と決算書類の抜粋だけを渡してAIが書いた(Web検索はさせていない)。各項目の引用は書類の原文と機械で照合し、見つからなかった項目は載せていない。確かめられた事実ではなく、仮説である。 直近の 10-K(SEC)
財務の質(ピオトロスキーのFスコア)
- ✓利益が黒字(ROA>0)
- ✓営業キャッシュフローが黒字
- ✓ROAが前期より改善
- ✓営業キャッシュフローが純利益を上回る
- ✓負債の比率が前期より低下
- ✓流動比率が前期より改善
- ✓株数を増やしていない
- ✓粗利率が前期より改善
- ✗総資産回転率が前期より改善
データのある項目の割合を9点に直した。直近の年度を前の年度と比べている。
数字
- 売上
- $7.2bn
- 営業利益
- $860m
- 最終利益
- $592m
- 営業キャッシュフロー
- $805m
- 現金
- $948m
- 借入
- $1.8bn
- 純資産
- $4.5bn
2026-06-30までの直近12か月(Fスコアは2025-12-31までの年度)
このサイトは、公開された決算書類と株価から、利益に比べて株価が安い会社を機械的に並べ、割安な理由の仮説をAIに開示書類から書かせたもの。仮説は検証されたものではなく、株価の予想や売買の推奨ではない。投資助言ではない。
2026年9月29日 12:31 更新