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買い時は、チャートでどこまで分かるか。

After Deal のほかのサイトで見ている金・金鉱山株・割安株・TOB候補を、毎朝テクニカル指標で「売られすぎ・ふつう・過熱」に分ける。何を買うかはほかのサイトで考え、ここでは「いつ買うか」だけを見る。判定に使うのは、2011年からの日足の検証で効いた指標だけ。

検証で分かったこと

  1. よく見るゴールデンクロスや MACD の「買いの合図」は、適当な日に買うのと比べて成績が良くならなかった(3か月後の差はゴールデンクロスで−3.2%〜+0.3%、MACD で−0.5%〜+0.1%)。
  2. 効いたのは「売られすぎ」(RSI 30以下)。株と金鉱山株では、3か月後の値上がりがどの日に買う場合より平均で+1.7%〜+3.8%高かった。ただし金・銀では差がなかった。
  3. 「過熱」の日本株は、その後3か月の値上がりが平均より1.0%低く、20%以上下がる割合が12%(ふだん6%)あった。買うのを待つ合図として使える。

今日の判定

73銘柄のうち、売られすぎは0銘柄、その手前が3銘柄、過熱は5銘柄(2026年9月28日の終値)。

売られすぎ・その手前の銘柄

銘柄分類判定RSI200日線との差3か月の値動き
ゴールド・フィールズ大手・GFI金鉱山株ふつう売られすぎの手前31−19%0%
金(ドル建て・先物)NY の金先物の期近金・銀ふつう売られすぎの手前33−8%+1%
キンロス・ゴールド大手・KGC金鉱山株ふつう売られすぎの手前33−18%−2%

売られすぎ:RSI 30以下。手前:30〜35。RSI の低い順。

過熱している銘柄

銘柄分類判定RSI200日線との差3か月の値動き
株式会社Sharing Innovations10位・親会社による完全子会社化TOB候補過熱82+18%+25%
GMOプロダクトプラットフォーム株式会社20位・親会社による完全子会社化TOB候補過熱790%+20%
GMOコマース株式会社29位・親会社による完全子会社化TOB候補過熱79+11%+19%
株式会社データホライゾン43位・事業会社による買収TOB候補過熱70+31%+49%
株式会社ジャパン・ティッシュエンジニアリング25位・事業会社による買収TOB候補過熱51+30%+36%

過熱:RSI 75以上、または株価が200日線の1.3倍以上。

判定の決め方と、分類ごとの効き目

売られすぎ

RSI(14日)が30以下。短い間に大きく売られた状態。株と金鉱山株では、その後の値上がりが平均より少し大きかった。

ふつう

どちらでもない。多くの日はここ。買う日を選んでも、過去の成績はほとんど変わらなかった。

過熱

RSI が75以上、または株価が200日線の1.3倍以上。上がりすぎた状態。日本株・米国株では、その後の値上がりが平均より小さかった。

RSI
直近14営業日の値動きのうち、上がった分がどれだけを占めるかを0〜100で表したもの。30以下は短い間に売られすぎ、70〜75以上は買われすぎの目安。
200日線
過去200営業日(約10か月)の終値の平均。株価がこの線よりどれだけ上か下かで、長い目で見た高さが分かる。
3か月後の差
合図の日に買った場合の3か月後の値上がりと、同じ銘柄をどの日に買った場合の平均との差。プラスなら、合図の日に買ったほうが良かった。
分類売られすぎ過熱
金・銀差がなかった−0.7%差がなかった+1.4%
金鉱山株効いた+3.8%差がなかった+0.3%
割安株効いた+2.7%はっきりしない−1.7%
TOB候補効いた+3.2%効いた−1.0%

表の数字:合図の日に買ったときの3か月後の値上がりと、どの日に買った場合の平均との差。「効いた」は、期間を前後に分けても同じ向きだったもの。TOB候補は日本株全体、割安株は日本の割安株で検証した。

検証をくわしく(ゴールデンクロス・MACD なども) →

使うときの注意

2026年9月29日 02:37更新・株価は2026年9月28日の終値